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着床痛は何日続く?症状の特徴やそのほかの妊娠超初期症状について解説!着床痛から妊娠がわかるまで

いつもの生理痛とはどこか違った痛みがあれば、妊娠のサインかもしれません。

妊娠を望んでいる方は特に、生理予定日前後にある、身体のちょっとした変化にも敏感になってしまうでしょう。

妊娠超初期症状では、着床時の痛みを訴える方もいらっしゃいます。

その他の妊娠超初期症状で起こる変化も載せておりますので、参考にしてみてください。

着床痛とはどんな痛み?

着床痛には医学的根拠はありません。

しかし実際には、着床時期に痛みが現れた妊婦さんも多いため、妊娠したサインのひとつとして考えられています。

痛みが現れたときには、特徴や期間などが分かっていれば、不安にならず落ち着いて対応できるでしょう。 

着床痛とは

子宮に到着した受精卵が、内膜に着床する過程で、痛みを感じる場合があります。

受精卵は子宮内膜に潜り込んで根を張ろうとするので、そのときに痛むのではないかと考えられています。

ちょっとした体の変化にも敏感になっている時期であるため、痛みを感じやすくなっているともいえるでしょう。

痛みの特徴や場所

着床痛の痛みは、一般的には「チクチク」や「ピリピリ」痛むと表現されます。

生理痛とは違う痛みのために気が付く方がいらっしゃる一方で、生理痛と同じような鈍痛を感じる場合もあります。

また下記のとおり、痛みを感じる場所は、人それぞれです。

  • お腹
  • 腰のあたり
  • 足の付け根

このように痛みの感じ方や場所は、個人差が大きいことがわかります。

着床痛には、はっきりとした症状があるわけではないので、見分けにくいサインだといえるでしょう。

着床痛は何日間くらい続く?

排卵痛や生理痛とは違う段階で痛むため、「着床痛かな?」と思う痛みがあったら、期間や時期を目安に判断してみると良いでしょう。

痛みの種類で迷う場合には、着床するタイミングかどうかで判断してみてください。

着床痛を感じる時期はいつ

痛む場所や種類と同じく、痛みを感じる時期も人によって違いがあります。

一般的には、生理予定日1週間前〜直前あたりで痛みを感じる方が多いようです。

受精していれば、排卵日から7日目ごろが目安となるでしょう。

生理予定日より前なのに痛みがあれば、妊娠の兆候かもしれません。

着床痛は何日間続く?

着床による痛みが続く期間は、1〜3日程度といわれています。

痛みが現れても、生理痛のように長引くことは少ないようです。

なかには、一瞬だけチクチクした痛みがあった、という方もいらっしゃいます。

受精卵が子宮内膜に潜り込み、着床が完了すれば、痛みはおさまるでしょう。

痛む場所と同じく個人差が大きいため、あまり神経質になりすぎず、生理予定日までゆったりと過ごすのがおすすめです。

着床痛以外の妊娠超初期症状

たとえ着床したときの痛みがなくても、妊娠している可能性は十分にあります。

妊娠超初期には、ほかにもさまざまな体の変化が起こるので、ご自分の症状にあてはまるかどうかチェックしてみてください。

おりものの変化

妊娠成立のサインのひとつには、おりものの量や色の変化が挙げられます。

  • 量が増える
  • 乳白色~黄色っぽい色や薄茶色になる

受精後にはエストロゲンの量が増えるため、おりものの量が増えやすいです。

膣から細菌が侵入しないよう、防ぐはたらきもあります。

なかには、いつもより水っぽくサラサラした白いおりものが出る方もいらっしゃいます。

着床出血

着床痛と同じようなタイミングで、出血が起きる場合もあるでしょう。

生理予定日とも近いため、月経と勘違いする方も少なくありません。

しかし一般的には、出血の量や色が異なります。

  • 量は月経よりも少ない
  • 色は薄ピンク色や茶色

おりものに少し血液が混じっている程度の場合もあるでしょう。

期間は通常、1〜2日程度でおさまります。

ただし、月経と区別が付かないような出血があったり、期間が長引いたりする方もいらっしゃいます。

基礎体温の高温期が続く

高温期が続いていれば、妊娠の可能性があります。

基礎体温は通常、生理予定日の2〜3日前になると低下し、生理が起こる仕組みです。

しかし、妊娠していると基礎体温は下がらず高温が続きます。

女性ホルモンの「プロゲステロン」が妊娠成立によって増えるからです。

高温期が17日以上続いている場合には、妊娠している可能性が高いといえるでしょう。

風邪のような症状

着床が完了して妊娠成立となると、風邪のような症状を感じる方がいらっしゃいます。

これは基礎体温が高い状態やホルモンバランスの変化が原因です。

  • 発熱
  • ほてり
  • だるさ
  • めまい
  • のどの痛み

さらに、頭痛や吐き気などをともなう場合もあります。

そのため、風邪の症状とは、区別が付きにくいかもしれません。

風邪だと思ったら妊娠していた、といったケースの妊婦さんは、たびたび見られます。

着床痛から妊娠がわかるまで

着床時に痛みがあっても、すぐに妊娠が判明するわけではありません。

妊娠検査薬や産婦人科での検査には、タイミングがあります。

もしフライングで検査してしまうと、間違った結果が出るかもしれません。

なんらかの自覚症状があっても、あせらずタイミングを待ちましょう。

着床完了のサインとは

妊娠が成立していても、すべての方にサインが出るわけではありません。

何の症状もなかったという方もいらっしゃいます。

反対に、出血や風邪症状など、いつもと違う症状が出たため、妊娠のサインだと確信する方もいらっしゃるでしょう。

そのため、妊娠が成立しているかどうかは、サインの有無だけで判断できません。

正しく判断できる日まで待ってから、検査するようにしましょう。

妊娠検査薬でチェックするタイミング

 妊娠検査薬で判定できるのは、生理の開始予定日から1週間前後を目安にするとよいでしょう。

着床痛などがあっても、妊娠超初期では正確に判断できません。

検査で陰性になっていたとしても、実は妊娠しているケースもあります。

1日でも早く確かめたいと思いますが、適切なタイミングを待つようにしましょう。

着床後に気をつけること

検査で陽性になっていなくても、妊娠している可能性はあります。

そのため、着床後にあたる期間は、日常生活にも気を配るようにしてください。

たとえば、飲酒や喫煙はNGです。

過熱していない生の食品は、食中毒の心配があるため控えるようにしましょう。

体を冷やさないようにするのも大切です。

長時間の立ち仕事や、激しい運動にも気をつけてください。

体に負担をかけすぎないよう、落ち着いて過ごしましょう。

また、薬の服用には注意が必要です。

妊娠を望んでいる方や、可能性がある方は、安易に薬を使用しないようにしましょう。

激しい痛みや出血をともなう痛みには注意が必要

着床痛は、妊娠の可能性があるサインのひとつですが、痛みの種類によっては子宮外妊娠や流産の可能性も考えられるため、注意が必要です。

特に、妊娠検査で陽性になってからの出血は、着床出血以外の可能性が高いです。

激しい痛みや出血をともなう痛みがある場合には、必ず受診するようにしましょう。

まとめ

着床痛は妊娠の兆候のひとつではありますが、かならずしも全員に起こるわけではありません。

妊娠したかどうか気になる時期には、ほんの少しの体の変化にも敏感になっています。

いつもなら気にしない程度の症状でも、心配になるかもしれません。

しかし、着床時の痛みを感じる段階では、妊娠を判断するには早い可能性があります。

妊娠検査薬が使えるタイミングまでは、落ち着いて過ごしましょう。