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着床後に行うべき対応とは?着床時の症状や妊娠検査薬の使用方法を解説

妊娠を望んでいる方であれば、「着床」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

着床には開始と完了があり、開始から数日かかって完了後、初めて妊娠が成立します。

この記事では、着床から妊娠とみなされるまでの日数や症状、妊娠検査薬の使い方、さらに病院へ行くタイミングについて解説しているのでぜひ参考にしてください。

着床後どれくらいで妊娠とみなされる?

受精してから妊娠が成立するまでには、妊婦さんの体の中でさまざまな変化があります。

特に妊娠を望んでいる場合、いつ頃妊娠とみなされるのか気になる方も多いでしょう。

ここでは着床後妊娠となるまでの期間や着床開始から完了までの期間、週数の数え方について解説しています。

着床後約10日で妊娠となる

着床とは、受精卵が子宮内膜に接着して根を張り、子宮内膜内に侵入することを言います。

妊娠とみなされるのは着床から10日ほど経った後で、この頃には受精卵が育ち、妊娠検査薬で反応が出るようになります。

妊娠の週数は受精日や着床日ではなく、最後の生理が始まった日を0週0日目と考えるため注意が必要です。

週数で言うと排卵および受精が妊娠2週目、着床は妊娠3週目、妊娠4週目以降に妊娠となります。

着床完了とわかるのはいつ頃?

一般的に、着床は受精してから12日ほどで完了します。

着床完了とは、受精卵が子宮に完全に覆われることです。

精子と卵子が出会って受精が成立すると、1週間〜10日間ほどで受精卵は細胞分裂をしつつ卵管から子宮へと移動します。

受精卵が子宮内膜に接着する着床開始から完了までは約5日間です。

着床完了時は無症状の方もいれば、痛みや出血、眠気などが出る方もいます。

着床後に起こる症状とは

着床後には、個人差はありますが妊婦さんが感じる症状があります。

ここでは、よくある体調の変化3つとおりものの変化、見分けが付きにくい生理と初期症状の違いを解説します。

よくある体調の変化

1つ目のよくある体調の変化は腰痛です。

着床後は女性ホルモンの1つであるリラキシンが分泌され、骨盤の周りにある関節や靭帯が柔らかくなって腰に痛みを感じる場合があります。

2つ目は基礎体温の変化です。

通常生理が来るときは生理の3〜4日前から体温が低下しますが、着床した場合は高温期が続きます。

3つ目は情緒が不安定になることです。

着床後はプロゲステロンなどの女性ホルモンが増加し、ホルモンバランスが乱れる可能性があります。

ホルモンバランスの乱れによって、イライラしたり、眠気に襲われたりと心のコントロールが困難となる方も多いでしょう。

おりものの変化

おりものはホルモンの影響を受けやすく、着床すると状態が変わります。

着床すると膣内のpHが変化するほか、女性ホルモンが増加するため、量の増加や色・質感の変化を感じるでしょう。

また、着床時には1〜2日間など短期間出血が続く場合もあります。

これは着床出血と呼ばれるもので、着床で子宮内膜が傷つくことによって起こる出血です。

出血の色や量は個人差があり、生理と勘違いしてしまう方もいる一方で、まったく出血がない方もいます。

生理と初期症状の違い

生理前の月経前症候群と着床後の症状はよく似ていますが、妊娠超初期特有の症状もあります。

1つ目は基礎体温です。

生理の場合は低温期となり体温が下がりますが、着床した場合は高温期が続くため、体温が下がらない場合は妊娠の可能性があります。

2つ目は着床出血です。

着床出血は生理と比べて1〜2日間と短期間で量が少なく、最初は見分けが付きにくくとも、しばらくすると期間や血の量でどちらか判断できるでしょう。

着床後に使うべき妊娠検査薬

着床後の症状が出ていると感じたら、まずは妊娠検査薬で確認しましょう。

ここでは妊娠検査薬の特徴と使い方、正確な結果を出すための注意点について解説いたします。

妊娠検査薬とは

妊娠検査薬は妊娠の可能性を早めに判断し、病院の受診を促すことを目的とした検査です。

妊娠検査薬は、尿の中にhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が一定数以上含まれるかを確認し、妊娠の可能性を判断します。

hCGは妊娠した場合に胎盤で形成されるホルモンで、血液や尿から検出可能です。

市販の妊娠検査薬は300円〜2000円とさまざまなものがあり、ドラッグストアなどで簡単に手に入ります。

妊娠検査薬の使い方

形状が違っていても、ほとんどの妊娠検査薬の使い方は同じです。

まずは検査直前に検査薬を開封し、指定された部分に尿を数秒かけます。

尿をかけた後は平らな場所に置いて、結果が出るのを待ちましょう。

指定の時間待った後、判定窓に陽性のサインが出たら妊娠の可能性があり、出ていない場合は陰性です。

尿をかける時間や結果が出るまでの時間、また結果の出方は妊娠検査薬によって異なるため説明書を確認しましょう。

ここでは一般的な使い方について説明しましたが、使う前に購入した検査薬に付属している説明書を読んで、きちんと正確な情報を確認するようにしましょう。

妊娠検査薬利用時の注意点

正しい検査結果を出せるよう、検査のタイミングは十分注意する必要があります。

一般的に妊娠検査薬は生理が予定日より1週間遅れた頃、妊娠5週目以降から検査できます。

検査薬の説明書に記載された期間で検査しないと正しい結果が出ないため、焦らず適切な時期に検査しましょう。

また、妊娠検査薬の保管にも注意が必要です。

購入後しばらく使用しないときは、直射日光が当たらない湿度の低いところに保管しましょう。

きちんと保管されていなかったり、期限が切れていたりすると正しく検査できない可能性があります。

妊娠検査薬で陽性が出た場合

妊娠検査薬を使って陽性が出たとしても、それは正式な妊娠の確定ではありません。

病院で胎嚢の中にいる胎児の心拍が確認できて、初めて妊娠の確定となります。

ここでは病院へ行くタイミングと、病院へ行くときの持ち物・服装を解説します。

病院へ行くタイミング

病院へは、妊娠5週の後半〜6週の前半に受診しましょう。

例えば6月1日に最後の生理が始まった場合は、7月9日〜14日頃が目安です。

受診時期が早すぎるとまだ心拍の確認が取れず、後日また病院を訪れる必要があり、反対に受診時期が遅すぎると異常妊娠の発見が遅くなる可能性があります。

異常妊娠の発見が遅れると、妊婦さんや胎児を危険にさらすリスクがあるため注意しましょう。

病院へ行くときの持ち物と服装

病院へ行くときは、今後定期的に妊娠健診を受ける必要が出る可能性があるため、通いやすい場所の産婦人科を選びましょう。

また健康保険証やお薬手帳はもちろん、万が一出血したとき用の生理用ナプキンや、記録している場合は基礎体温表を持参するのをおすすめします。

服装は着脱が簡単なものを選択するとスムーズに検査を受けられます。

週数や正常妊娠であるか、医師が参考にできるよう、最後の生理が始まった日付や体の変化などもすぐ伝えられるようにしておきましょう。

まとめ

着床は最後の生理が始まった日から約3週目に始まり、着床後10日ほどで妊娠となります。

着床後は、人によって腰痛や着床出血、眠気などの症状が出ます。

妊娠の可能性を感じたら、まずは妊娠検査薬を妊娠5週目以降に使用し、陽性が出たら病院を受診しましょう。

妊娠検査薬や受診は、適切なタイミングが重要です。

最後にいつ生理が始まったかやどういった症状が出ているかなど、日頃から自分の体を知り、変化に気付けるようにしましょう。

参考文献

・一般社団法人日本生殖医学会 – Q1. 妊娠はどのように成立するのですか?

・公益社団法人日本産婦人科学会 – 11.それは正常所見です!(初期)

・厚生労働省 – 働く女性の母性健康管理のために

・ヘルスケアラボ – 基礎体温