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受精はいつする?行為から受精するまでとそれからの流れを解説|妊娠の仕組みについて

妊娠を望む場合、行為をしてからどのくらいで受精し始めるかは気になっている人もいるのではないでしょうか?

今回は、性行為をしてから受精するまでにどれくらいかかるのか、また妊娠しているかもしれないと思った段階で知っておきたいことなどについて解説いたします。

受精するのは性行為からどのくらい?妊娠の仕組みを解説

妊娠は性行為から受精までの一連の過程で成立します。

妊娠の可能性を高めるためには、正確なタイミングを把握し、健康な体と健康な生活習慣を保つことが重要です。

こちらでは、妊娠の仕組みや性行為からどのくらいで受精するのかを解説します。

受精は性行為から約72時間以内に完了する

受精は、性行為の後の72時間以内に完了します。

これは、卵子の寿命が約24時間、卵管内の精子の寿命が約72時間とされているためです。

具体的な日数は個人や状況によって異なりますが、一般的に排卵(卵子の放出)が起こるのは月経周期の中間あたりです。

月経周期は個人によって異なりますが、統計的には28~30日の方が多いとされています。

卵子の寿命は排卵後約24時間ですので、受精はその期間内に行われる必要があります。

卵子の寿命は24時間

排卵後の卵子の寿命は、約24時間程です。

卵子は卵胞の中で成熟し、排卵されると卵巣から放出されます。

放出された卵子は卵管に取り込まれ、精子との受精を待ちます。

しかし、受精しなかった場合、卵子は比較的短い時間で崩壊してしまいます。

精子が卵子と受精する確率とは

受精の確率は、さまざまな要因によって影響を受けます。

精子の質や数、卵子の状態などが特に重要です。

精子は、性行為によって女性の体内に射精され、卵管で卵子と出会うまで生存し続けます。卵管での精子の生存期間は約3日ですが、受精能力が最も高いのは性行為の後の24〜48時間です。

受精の確率は、一般的には排卵日の前後数日間が最も高いとされています。

しかし、排卵日の予測や精子の生存期間など、正確なタイミングを予測することは難しい場合もあります。

したがって、妊娠を望む場合は、定期的な性行為を継続すると良いでしょう。

受精することで女性の体はどう変わる?

受精が成立した瞬間から始まる妊娠のプロセスは、身体的な変化や生理学的な調整によって支えられます。

こちらでは、受精によって女性の体がどのように変化するかについて解説していきましょう。

頭痛・腰痛などの体調不良

受精後、女性の体内では妊娠を維持するためのホルモンのバランスが変化します。

特に妊娠初期に分泌されるのは、プロゲステロンやエストロゲンなどのホルモンです。

これにより、体内のホルモンバランスが変動し、一部の女性は頭痛や腰痛などの体調不良を経験することがあります。

体のだるさ、眠気

受精すると、女性はホルモンのバランスが変化します。

体温を上げたり、食欲を増したりする働きのあるプロゲステロンというホルモンが増えるため、だるさや眠気を感じることがあります。

情緒不安定

ホルモンの変動が影響し、妊娠初期には情緒が不安定になることがあります。

気分の浮き沈みや情緒の変化、イライラや感情の起伏などが見られる方もいるでしょう。

これはホルモンの影響や身体の変化によるものであり、一時的な症状として現れる場合があります。

妊娠かもしれない段階で知りたいこと

妊娠かもしれないという状況に直面した際、不安や疑問が湧いてくることは自然なことです。

そこで、妊娠かもしれない段階で知りたい情報について解説いたします。

病院での検査代は?

妊娠は病気ではないため、産婦人科での妊婦健診費用は健康保険の対象外となります。

妊婦健診費の平均的な負担額は初診時には約1万円前後であり、2回目以降は約5000〜7000円程度です。

しかし、超音波検査や血液検査などを追加する場合は、それに応じた追加費用が発生します。

健診内容によっては、1回の健診で1万円を超えることもありますので、事前に医療機関に確認することをおすすめします。

母子手帳はどのタイミングでもらえる?

母子手帳は、病院で妊娠が確定した後、主治医からの指示を受けて受け取ることが一般的です。

具体的なタイミングには厳密な決まりはなく、通常は次の妊婦検診までに用意するように指示されます。

母子手帳の受け取りと同時に、妊婦健康診査受診票も提供されます。

この書類は公的な補助を受ける際に必要となるため、早めの手続きが推奨されます。

公的な補助を受けるためには、過去の妊娠期間に対する補助は受けることができないため、損をしないためにも早めの手続きが重要です。

母子手帳の受け取りは、妊娠が確定した後できるだけ早めに行うことをおすすめします。

中絶するならいつまで?

日本の法律である母体保護法によれば、人工妊娠中絶は特定の条件下で認められています。妊娠22週以降は胎児として命が成立する時期とされ、法的に胎児の権利が保護されます。

人工妊娠中絶は、妊娠の継続や分娩が母体の健康を著しく害するおそれがある場合に適用される方法です。

妊娠21週6日までであれば、本人と配偶者の同意のもと、母体保護法指定医のいる病院またはクリニックで手術が行われます。

妊娠検査薬について

妊娠検査薬は、尿中の妊娠ホルモンであるhCGの存在を検出し、妊娠の有無を判定します。

手軽に自宅で使用できるため、多くの方が早期の妊娠判定に利用しています。

ただし、正確な結果を得るためには検査薬の使用方法やタイミングに注意が必要です。

以下では、妊娠検査薬の使い方や注意点について詳しく解説していきます。

妊娠検査薬はいつ使う?

hCGは妊娠4週目ごろから尿中に排出されるようになりますが、検査薬が正しく反応するほどの量が分泌されるのは妊娠5週目以降です。

早めに結果を知りたいという気持ちは分かりますが、生理開始予定日から1週間経過したころを目安に妊娠検査薬を使用するようにしましょう。

正確な結果を得るためにも、指示に従って適切なタイミングで使用することが大切です。

結果が誤っている可能性は?

妊娠検査薬は正しく使えば精度は99%といわれています。

とは言っても、誤った判定結果が出てしまうケースもゼロではありません。

妊娠検査薬で陽性判定が出たのに、実際は妊娠していなかったという場合もあります。

その場合、主に以下の原因が考えられます。

尿のかけすぎ

妊娠検査薬の正確な結果を得るためには、適切な量の尿を使用する必要があります。

尿中にタンパクや糖が高濃度で含まれている糖尿病や膀胱炎などの疾患で、尿中に糖やタンパクが多く含まれている場合、検査薬が正常に反応せずに偽陽性が出ることがあります。

不妊治療でhCG注射を投与している

不妊治療中にhCG注射を受けた場合、注射されたhCGが体内に残り、一定期間陽性判定が出る可能性があります。

早く結果が知りたい方は早期妊娠検査薬を

妊娠検査薬で早く結果を知りたい場合、早期妊娠検査薬が選択肢となります。

この種類の検査薬の特徴は、妊娠していれば生理開始予定日の3〜4日前から陽性・陰性反応を確認できる点です。

早期妊娠検査薬は、通常の妊娠検査薬よりも妊娠ホルモンであるhCGの感度が高く設計されています。

まとめ

女性の生理周期に基づき、排卵期に性行為を行うことで、受精の可能性が高まるとされています。

ただし、妊娠は個人の身体状況や周期の変動によって異なる場合があります。

妊娠を希望する方は、専門家の助言を受けたり、排卵予測キットを使用したりすることで、より正確なタイミングを見極めることができます。

重要なのは、ストレスを感じないようにすることです。

妊娠は個人の体質や状況によって異なるため、焦らずに自然な流れに身を任せることも頭に入れながら準備をしていきましょう。

きちんとしたタイミングで妊娠がわかることで、計画的にNIPT(新型出生前診断)などをおこなうことができます。早めにNIPT検査(新型出生前診断)をおこなえると、お母さん、赤ちゃんにも負担が少なく、安心した妊娠期間が過ごせます。

妊娠したらNIPT(新型出生前診断)を受けたいと考えている方は、エコー検査で妊娠が確認できたらすぐに、NIPTナビへの相談をご検討ください。

参考文献

・日本産婦人科学会-妊娠週数の数え方

・母体保護法-妊娠22週が期限である理由

・厚生労働省-妊娠中・産後の症状等に対して考えられる処置の例