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生理予定日一週間前と妊娠初期のおりもの違いとは?詳しく解説!

「生理予定日一週間前のおりものの様子を知りたい」「今出ている症状で妊娠してるか判断したい」と、悩んでいませんか?生理一週間前のおりものは粘り気があって白濁しているのに対し、妊娠初期では粘り気がなくサラッとしています。

本記事では、生理予定日の一週間前や妊娠初期のおりもの、妊娠初期症状などについて分かりやすく解説します。ぜひ最後までお読みください。

生理予定日前のそわそわ期とは?

「妊娠しているか早く知りたい」と考えていると気持ちが落ち着かず、地に足が着かない状態になるでしょう。そのような状態になる期間を「そわそわ期」と呼びます。

一般的には、排卵日から生理予定日一週間後までを指す場合が多いです。月経周期に乱れがなければ、生理予定日一週間後は妊娠検査薬が反応する時期となります。

「胸の張りが強い」「おりものの色がいつも違う気がする!」と些細な症状で一喜一憂してしまうのも、そわそわ期の影響でしょう。考え過ぎるとすべて妊娠に関連づけてしまうため、違うことに意識を向けると落ち着くかもしれません。

生理予定日一週間前のおりものの特徴とは?

おりものは月経周期によって色や量、においが変化します。変化の仕方は人それぞれですが、一般的なおりものの変化や特徴についても知っておくとよいでしょう。ここでは、生理予定日一週間前のおりものの特徴をご紹介します。

白濁したおりものになる

排卵期が終わり、生理が近づくとおりものの色が白濁していきます。ただし、おりものは空気に触れて酸化すると黄色に変わるため、ショーツに付着したおりものでは白濁しているかわかりにくいかもしれません。

生理予定日の数日前から直前にかけては、ピンク色や茶色のおりものが見られるケースもあります。これらの色が確認できたら、そろそろ生理が来るのかもしれません。しかし、着床出血の可能性もあるため、「妊娠していない」と落ち込むのはまだ早いです。

量が増える

排卵期前後になると、おりものの量が増えるのは、受精のサポートをするためです。排卵が終わると徐々に分泌量が減り、生理直前になると再び増えるのが一般的といわれています。

そのため、生理予定日一週間前はおりものの量が減ったり増えたりと、変動しやすい時期だといえます。ショーツに付着すると不快感が強く、デリケートゾーンが蒸れやすいため、おりものシートを活用して快適に過ごしましょう。

酸っぱいにおいがする

生理前になるとおりもののにおいが強く感じられます。ヨーグルトのような酸っぱい匂いが気になるかもしれませんが、おりもの自体が少し酸っぱいにおいをしているため特に問題ないでしょう。

ただし、嗅いだことのない強烈な刺激臭や魚が腐ったような腐敗臭がする場合は、何らかの感染症にかかっている恐れがあります。においのほかに、かゆみや痛み、カッテージチーズのようにポロポロしているなどの症状がないか確かめ、早めに病院を受診してください。

おりものの量が増えるのは妊娠しているサイン?

おりものの量は生理前や妊娠初期に増加するほか、ホルモンバランスによって変動するため、妊娠していなくても量が増えるときもあるでしょう。また、妊娠すると白い塊が出る方もいますが、透明でサラサラなおりものが出続ける方もいます。生理前と妊娠初期では、おりものの変化を感じない方も多いです。

このように、おりものの状態にも個人差があるため、量や色などを妊娠のサインと考えるのは難しいでしょう。妊娠しているか知りたいときは、普段と違う症状がほかにもないか確認することが大切です。

妊娠初期に見られる症状

妊娠初期には、おりもの以外にもさまざまな症状が現れます。その症状一つひとつは、妊娠していなくても現れるものですが、いくつも重なる場合には妊娠を疑ってもよいかもしれません。

ここでは、よくみられる以下の3つの症状についてご紹介します。

  • 高温期が2週間以上続く
  • 生理が止まる
  • 強い眠気が続く

それぞれ、どのような症状が現れるのかみていきましょう。

高温期が2週間以上続く

月経周期が28日の場合、生理開始日からの約14日間は基礎体温が低い「低温期」となります。排卵日からの約14日間は「高温期」とされ、基礎体温が高くなるのが一般的です。

妊娠している場合は高温期が継続します。14日以上経っても高温期が続いていれば妊娠を疑いましょう。また、基礎体温は計測していない場合でも、予定日を過ぎてから熱っぽさを感じて妊娠に気づくケースがあります。

生理が止まる

普段は月経周期が安定しているにもかかわらず、予定日から一週間ほど経っても生理が来ない場合は、妊娠している可能性があります。ただし、ストレスやソワソワ期などの不安から月経周期が遅れるケースもあるため、確実に妊娠しているとはいえません。

生理予定日から一週間経過したら妊娠検査薬を使用し、陽性判定が出るか確かめましょう。陽性判定が出ない場合でも、排卵日が思ったより遅れていて、さらに一週間経ってから陽性判定が出るケースもあります。

強い眠気が続く

個人差はあるものの、妊娠している場合強い眠気が続く方もいるため、1つの目安にするとよいでしょう。通常、生理予定日あたりから黄体ホルモンである「プロゲステロン」が急激に下がります。

しかし、妊娠している場合はプロゲステロンが増加し、体温を上昇させます。また、プロゲステロンは眠気を引き起こす作用もあるため、集中力が低下したり睡眠をとっても眠気が持続したりするでしょう。

生理予定日一週間前のそわそわ期はどう過ごす?

生理予定日前後によくみられるそわそわ期ですが、地に足がつかない状態で過ごしたくないと感じている方も多いでしょう。妊娠の有無が分かるのは、最短でも生理予定日から一週間経ってからとなります。それまでは気を張りつめずに過ごしたいところです。

そこで、ここからはそわそわ期をできるだけ気楽に過ごす方法を3つご紹介します。思うように気を紛らわせられないかもしれませんが、お困りの方はぜひ参考にしてください。

パートナー・親しい方に気持ちを話す

気を紛らわすためには、パートナーや親しい方など身近な人物に気持ちを打ち明け、ストレスを発散するのがよいでしょう。人と交流したり会話したりすると気持ちが和らぐだけでなく、自分だけでは解決しない問題も解決に導かれる場合があります。特に不安やイライラなどのマイナスな感情は、人に話すと落ち着き、気持ちや考えが整理されるでしょう。

また、ストレスが大きいほど不妊リスクが高くなるといわれています。不妊リスクが高まるのは、妊娠を希望している方にとって避けたいものです。ストレスを感じたら、ぜひ電話や対面で人と話す時間を設けましょう。

ネットで調べることをやめる

妊娠しているか知りたいからといって、スマホやパソコンなどで検索し続けると気持ちが疲れてしまいます。あえて調べるのをやめ、ほかのことに目を向けましょう。

特に、不妊治療中で妊娠を待ちわびている場合は、不妊で悩んでいるほかの方のブログを読んだり、不妊治療についての文献やネット記事から距離をおいてはいかがでしょうか。人によって妊娠するまでの期間や症状は異なります。体験談を参考にするのもよいですが、情報に振り回されるとストレスや不安のもとになるので注意が必要です。

適度に運動をする

そわそわ期に限らず、気持ちが落ち着かないときはウォーキングや軽いランニングなどの運動を取り入れるのがおすすめです。なかでも、たっぷりと酸素を体に巡らせて筋肉を動かす有酸素運動がストレス緩和に適しているといわれています。

外の空気を吸いながら運動すると、ネガティブな気分を発散させたり、心と体をリラックスさせたりするのに効果的です。また、運動には睡眠リズムを整える作用もあるため、眠れないほど悩んでいる方は気分転換がてらに体を動かしましょう。

まとめ

生理予定日の一週間前は「そろそろ妊娠しているか分かるだろうか?」とそわそわしたり、不安を感じたりしやすい時期です。生理前の症状と妊娠初期症状は似通っているため、自分で判断できず、ついイライラしてしまう場合もあるでしょう。

本記事では、生理予定日、一週間前のおりものの特徴や妊娠初期症状を解説しました。ご紹介したそわそわ期の過ごし方も参考にしつつ、妊娠しているかはっきりするまで気楽にお過ごしください。

参考文献

・厚生労働省-知っていますか?男性のからだのこと、女性のからだのこと〜健康で充実した人生のための基礎知識〜

・北海道子ども政策局子ども政策企画課-妊娠に関するQandA|にんしんSOSほっかいどう:妊娠したことにとまどっている