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妊娠7か月目のお腹画像は?大きさや日常生活で気をつけることを紹介

妊娠7か月目に入ると、エコー画像に写る赤ちゃんの姿はすっかり大きくなり、お母さんのお腹もますますふっくらとしてきます。一方で、腰痛や妊娠線に悩まされたり、仰向けで寝るのが苦しくなったりと、ストレスが増えるお母さんも少なくないでしょう。また、赤ちゃんの成長を感じながらも、健康状態が心配になってしまうかもしれません。

そこで今回の記事では、妊娠7か月目のお母さんや赤ちゃんの様子、そしてお母さんが日常生活で意識すべきポイントについてご紹介します。

妊娠7か月目のお腹画像は?

妊娠7か月のお母さんのお腹は一層大きくなり、子宮はかなりの大きさに成長します。子宮底はおへその上まで届き、その長さは約24cm前後です。

大きくなった子宮によって胃が圧迫され、一度に食べられる食事の量が減ってしまう場合もあります。また、前かがみの姿勢が難しくなり、靴下を履いたり足の爪を切ったりするのも大変になるかもしれません。

しかし、活発になる赤ちゃんの胎動を感じつつ、その様子をエコー画像で共有できるのは、妊娠期ならではの特別な体験といえるでしょう。

妊娠7か月目の赤ちゃんの様子

ふっくらと大きくなったお腹の中で、赤ちゃんはどのように成長しているのでしょうか?妊娠7か月目の赤ちゃんの発育過程には、次のような特徴が見られます。

  • 脂肪がつき始める
  • 音がはっきりと聞こえるようになる
  • 体をコントロールできるようになる

詳しくみていきましょう。

赤ちゃんに脂肪がつき始める

妊娠7か月の赤ちゃんは、少しずつ筋肉と脂肪がつき、体がふっくらとしてきます。足首、かかと、くるぶし、指もしっかりしてきて、赤ちゃんの成長が感じられるでしょう。

また、この時期には赤ちゃんの神経細胞が増えて脳が複雑に発達します。脳の発達にともない、赤ちゃんは一定のリズムを持って睡眠と起床を繰り返すようになります。さらに、手を握ったり、親指を吸ったりといった動作も見られるでしょう。

聴覚の発達が完成に近づく

妊娠7か月の赤ちゃんは聴覚の発達が完成に近づき、お母さんの血液が流れる音、声のリズム、抑揚のパターンといった音がはっきりと聞こえ始めます。生後、赤ちゃんがお母さんの声や血液の流れる音に似た音を聞いたときに安心感を覚え、眠りにつきやすくなるのはこのためです。

また、声かけに対して赤ちゃんが胎動で反応する場面が増えるため、胎教を始めてもいいかもしれません。お母さんと赤ちゃんにとって心地よいコミュニケーションの時間になるでしょう。

体をコントロールできるようになる

妊娠7か月になると、赤ちゃんは体全体の動きをコントロールできるようになります。お腹の中で赤ちゃんが体の向きを変えたり、手足を伸ばしたりする様子が感じられるかもしれません。実はこの時期になると視覚も成熟し、レンズ部分が形成されて眼球の活動が始まり、明暗を認識できるようになります。

また、この時期の赤ちゃんは、羊水の中で呼吸の練習を始めます。エコー画像でも、羊水の中を自由に泳ぎ回る様子が見られるでしょう。時折、ママの肋骨や恥骨を蹴ってその存在を感じさせてくれる瞬間も訪れます。

妊娠中のストレス・不調を解消する方法とは?

赤ちゃんの成長が喜ばしい一方、この時期特有の体調不良やストレスに悩まされるお母さんも少なくありません。ここからは、妊娠中の不調解消のために考えられる具体的な対策をいくつかご紹介します。

  • 栄養バランスを考えた食事をとる
  • 仕事の引継ぎをして周囲が急な休みに対応できるようにする
  • 積極的にまわりを頼る

1つずつ解説していきます。

栄養バランスを考えた食事をとる

妊娠7か月に入るとつわりが落ち着き、食欲が増す方も少なくありません。しかし、ストレスや体調不良を解消するためにも、以下のような栄養バランスの整った食事を意識しましょう。

  • 白米
  • 野菜や果物類
  • 肉・魚・卵・大豆製品
  • 牛乳や乳製品

偏食を避け、なるべくさまざまな種類の食材を食べるよう心がけてください。栄養バランスを考えた食事は、心身の健康を維持し、妊娠中のストレスを軽減するためにとても大切です。

仕事の引き継ぎをして周囲が急な休みに対応できるようにする

妊娠中は体調が変わりやすく、急に仕事を休む必要が出て来る場合も少なくありません。そのため、あらかじめ業務の引き継ぎを準備して、急な体調不良でも安心して休める環境を整えておくと安心です。

妊娠中や産休中も安心して休める環境があれば、より体調管理に集中できます。また、引き継ぎの調整をしておけば職場の仲間も協力しやすくなり、復職後も働きやすい環境を保てるでしょう。

積極的にまわりを頼る

妊娠中は体と心に大きな変化が訪れ、ストレスや不調を感じやすい時期です。体調が優れない場合、無理をせず積極的に周囲に手助けを求めましょう。不安やストレスを軽くするためには、1人で抱え込まない考え方が大切です。

妊娠・出産・子育ては、決してお母さん1人の課題ではありません。パートナーや家族のサポートだけでなく、必要であれば宅配サービスや家事代行サービスなどの活用を検討しましょう。

妊娠中のストレスが与える赤ちゃんへの影響とは?

妊娠中のストレスは、赤ちゃんの成長に影響を及ぼす可能性があるといわれています。ストレスによってお母さんの血管が収縮し、必要な酸素や栄養素が赤ちゃんに十分に届かなくなるためです。また、ストレスホルモンが赤ちゃんの神経機能へ影響する可能性も指摘されています。

しかし、あくまでも過度なストレスが続く場合に限られる点に注意してください。ストレスを発散する方法や、自分に合ったリラクゼーション方法を見つけ、ストレスをためこみ過ぎないよう心がけることも大切です。

エコー検査で分かる赤ちゃんの異常

ストレスが赤ちゃんに与える影響のほか、赤ちゃんの発育状態が気になるお母さんは多いのではないでしょうか?

エコー検査では、赤ちゃんがダウン症である可能性を示す身体的特徴を観察できる場合があります。具体的には、首の後ろの厚みや頭の大きさ、鼻骨の有無や大きさ、そして心臓血管の逆流の有無などです。

しかし、ダウン症の確定診断を求める場合は、より精度の高いNIPT検査や羊水検査、絨毛検査の検討が必要となります。そこで、ダウン症について詳しくみていきましょう。

染色体異常|13・18・21トリソミーとは

赤ちゃんの染色体のうち、13・18・21番目の染色体が通常より1本多い病症を、それぞれ13トリソミー、18トリソミー、ダウン症候群(21トリソミー)と呼びます。

ダウン症候群と診断された赤ちゃんは、心臓や消化管の疾患を持つ可能性がある点を覚えておきましょう。また、13・18トリソミーも個々に特異な症状がみられます。

妊娠7か月目のお母さんや家族にとって、これらの可能性についての知識は、赤ちゃんと家族の将来のためにとても大切です。

手足が短いなどの身体的特徴が分かる

エコー検査は、胎児の身体的特徴や発育の様子を観察する大切な検査です。

赤ちゃんの手足の長さが基準よりも短い場合、ダウン症の可能性を示します。また、赤ちゃんの大腿部(太もも)の骨の長さが基準よりも短い場合、染色体異常や骨の疾患の可能性があるといえるでしょう。

しかし、確実な診断結果を得るには、羊水検査や絨毛膜検査などの確定検査を受ける必要があります。

赤ちゃんの染色体異常を確認したい場合はNIPTも検討しよう

赤ちゃんの染色体異常の確認方法として、近年、NIPTが注目されています。NIPTとは、お母さんの母体の血液の中に含まれる胎児のDNAの断片を解析する検査方法です。

しかし、NIPTの検査結果は100%の確実性を持つわけではありません。それでも、先天性心疾患や消化管奇形、白内障、難聴など、ダウン症の合併症を早期に発見するのに役立ちます。赤ちゃんを迎え入れる準備を整えるためには、NIPTを検討するのもよいでしょう。

まとめ

妊娠7か月目に入ったお母さんが直面するさまざまな事情と、それに対処するための具体的なアドバイスをご紹介しました。また、赤ちゃんの健康について懸念がある場合、記事でも紹介したNIPTの受診を検討しましょう。

妊娠中はさまざまな不安やストレスが尽きないものです。だからこそ1人で悩まず、医師や家族や仕事仲間を頼りながら、心地よい妊娠生活を送ってください。

参考文献

・厚生労働省 厚生科学審議会-NIPT 等の出生前検査に関する専門委員会報告書

・日本産科婦人科学会 倫理委員会-母体血を用いた出生前遺伝学的検査(NIPT)に関する指針